山梨「富士芝桜まつり」

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Fuji Shiba-sakura Festival

2017年の「富士芝桜まつり」へ2017年5月6日に遊びに行ってきたので、その感想や会場までのアクセス、会場の様子などを紹介する。

富士芝桜まつりの概要

2017年は4月15日(土)~5月28日(日)に開催された「富士芝桜まつり」。開催中は8:00~17:00の営業時間(週末は7:00や6:00に開園する日もあるよう)。公式サイトによると首都圏最大級という約80万株の芝桜を楽しめ、富士山と鮮やかな芝桜を一枚の写真に収めることができるフォトジェニックな場所である。なお、公式サイトで開花状況を日々、確認することができる。

公式サイト:http://www.shibazakura.jp/

 

車での富士芝桜まつりへのアクセス

車でのアクセス以外は、河口湖駅から会場行きのバスに乗るか、首都圏各地から出発しているバスツアーに申し込むかになる。ここでは実体験に基づいて、車によるアクセスについて紹介する。

公式サイトによると、”カーナビをご利用の方は「富士本栖湖リゾート」とご入力ください。表示されない場合は「本栖ハイランド」とご入力ください。”と書かれている。自分の場合もカーナビで「富士本栖湖リゾート」と入力するが表示されなかった。「本栖ハイランド」と入力すると表示されたため、ここをカーナビの目的地に設定して出発した。しかし、これが落とし穴だった。

「富士芝桜まつり」へ向かったのはゴールデンウィーク最中の5月6日(土)。会場へ向かうまで、ある程度の渋滞は覚悟していた。東名高速道路の富士ICで下道に降りて、国道139号線で会場へ向かった。芝桜の丘で有名な羊山公園だと、この公園に向かう国道が数十キロに渡って渋滞している経験をしたが、富士ICから「富士芝桜まつり」への道中は渋滞もなくスムーズそのものだった。

目的地に近づいてカーナビに従って山あいの小道に入った。交通量はゼロで寂しい場所で道は狭い。本当にこんな場所に「富士芝桜まつり」はあるのだろうか。不安になりながら車を走らせると、一つの看板を見かけて驚いた。「富士芝桜まつりへ行くにはUターンしてください」との内容で、つまりカーナビに設定した目的地は間違っていたのである。同じように間違ってこの小道に入ってくる車が多くて看板を立てたのだろうと思った。実際、Uターンして来た道を戻っていると一台の車とすれ違った。

公式サイトに会場の位置を記したGoogleマップが張り付けられていたので、カーナビの地図とそのGoogleマップを見比べた。すると、正解の会場場所はそう遠くないことが分かり、カーナビの地図で正解の場所をタッチして目的地として改めて設定した。Uターンして15分ほど走ると、正解の会場に到着できた。

なお、Googleマップでは「富士芝桜まつり」や「富士本栖湖リゾート」(ふじもとすこリゾート)と入力することで会場の場所を検索することが可能である。

 

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駐車料と入場料

会場前の道路沿いや専用駐車場に多数のスタッフが配置されていて、すんなり一般車用の駐車場に案内された。駐車場に入る際に、一般車の駐車代として500円を払う。人気があるようで、ひっきりなしに車が続いているが駐車場はかなり広く、探せば駐車スペースを見つけることができた。

駐車場からチケット売り場に向かい、大人(中学生以上)は600円、小人(3歳以上)は250円の入場券を購入した。一般車の駐車場そばにあるのが第一入園口、団体・バス駐車場そばにあるのが第二入園口。第一入園口から入って、10分ほど歩けば芝桜のじゅうたんに到着する。

 

富士芝桜まつりの様子

訪れた日は5月6日(土)、公式サイトの開花状況を毎日チェックして、満開の時期に訪れた。満開だけに芝桜は綺麗に咲き誇っていた。芝桜は首都圏最大級の約80万株ということで規模が大きかった。約40万株の芝桜がある羊山公園にも満開の時期に訪れたが、やっぱり「富士芝桜まつり」のほうが大規模でかつ高密度に芝桜が咲いている場所が多いように思った。

「富士芝桜まつり」は人気の場所のようで、入場者は多かった。入場者は日本人だけでなく、フィリピン人や中国人など外国人観光客も良く見かけた。思ったより知名度があるようだ。入場者数は多かったが、写真撮影に困るというほどでもなかった。敷地の面積が大きいためだろうと思った。同じく満開の時期に訪れた羊山公園のほうが人混みの人口密度が高かった。たくさんの屋台が出店していたが、これも少し並べば買えるほどでストレスは感じなかった。

一点だけ残念だったのは我々が訪れた日はあいにくの天気で、濃い霧が会場を覆っており富士山の雄姿を拝むことはできなかった。会場は山中なので、麓で問題ない天気であっても、いざ山あいの会場に近づくと霧の中だった。

 

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芝桜以外の楽しみ

会場内には、芝桜と富士山が一望できる「展望カフェ」があったり、11店が出店する「富士山うまいものフェスタ」とよばれる屋台村があって、有名な富士宮やきそばなどの食事が楽しめるようになっている。そのほか、第一入園口の付近や、会場の西側、第二入園口の付近にも数店の屋台が出ており、至る箇所でいろいろな食事や軽食やドリンクが楽しめる。芝桜以外の食についての楽しみも、質と量ともに羊山公園を圧倒していた。

実際に我々も、焼きとうもろこし(1本500円)、焼き草餅(1つ200円)、ステーキ串とソーセージ串(セットで700円)を買い食いして楽しんだが、どれも美味しかった。

 

帰り道での渋滞

行きの静岡県側から139号線でアクセスする時に渋滞は一切遭遇しなかったが、帰りの139号線で河口湖ICへ向かうまでの道中は至るところが渋滞していた。139号線で静岡県側へ戻る経路であれば、渋滞はなかったのかもしれない。

 

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