スカルノ・ハッタ国際空港からホテルまで
渋滞の酷さで有名なジャカルタだが、タクシーでスカルノ・ハッタ国際空港を出るところから渋滞に捕まり、市内に出るまで度々酷い渋滞に遭遇しホテルに到着するまで2時間も要した。事前の交渉でタクシーはメーター利用だったが、渋滞のせいで22万ルピアもかかった。なお、早朝にホテルから空港に向かった際は渋滞がなく所要時間30分で、15万ルピアだった。
「Hotel 88 Mangga Besar VIII」はマンガブサール通り周辺に位置するホテル。マンガブサールは有名な通りなのでどのタクシーの運転手にも通じる。ただし、マンガブサールに着いてから要注意。Hotel 88はジャカルタなどに数軒を保有するホテル・チェーンで、マンガブサール周辺にも3軒のHotel 88がある。運転手が異なるHotel 88に向かおうとしていたので、事前に地図で場所を把握していた小生は運転手をナビゲートする必要があった。
宿泊実績データ
●ホテル名: Hotel 88 Mangga Besar VIII(ホテル88マンガブサールVIII)
●ホテル住所: Mangga Besar VIII Street, Number 10 D, West Jakarta
<予約情報>
●宿泊時期: 2015年12月
●宿泊期間: 9泊10日
●手配方法: agoda(アゴダ)
●部屋数 : 1部屋
●最大人数: 2人
●朝食 : Included
●ルームタイプ: Deluxe
●合計金額: 36,896円(ホテル税10%込み、サービス料10%込み)
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宿泊費の相場
当初はジャカルタに9泊するにあたって、マンガブサールで有名なホテル「Sparks Life Jakarta(スパークス ライフ ジャカルタ)」を予約していた。ここは9泊の合計金額が56,205円(ホテル税10%込み、サービス料10%込み)、従って1泊あたり6,245円だった。しかし、マンガブサール周辺で同レベルのホテルを調べていくと、もっと安いことが分かってきた。このスパークスは有名かつ人気のホテルなので強気の価格設定のようだ。
そこで、スパークスの予約をキャンセルし、「Hotel 88 Mangga Besar VIII」を予約することにした。同地区で同レベルのホテルながら、こちらは1泊あたり4,100円で周辺の相場からしても納得の価格だった。
「Hotel 88 Mangga Besar VIII」は「Hotel Travel」の目の前
部屋の設備
小生が宿泊したのは9階の部屋だった。広めの部屋に大きなダブルベッド。液晶テレビ、エアコン、セーフティボックスはある。冷蔵庫はなし。水場はシャワーだけでバスタブはない。
セーフティボックスは貼紙の手順通りにやるとうまくいかないので、スタッフを呼ぶ羽目になった。使い方の手順が分かってしまえば簡単で、最初に裏のスイッチでリセットしてから新しい暗証番号を入力(4桁の番号の後にAを押す)すればオッケー。
ハンガーとセーフティーボックス
扉付きシャワーなのでトイレは濡れなかった
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ホテルの朝食
10階に広い朝食用のスペースがある。ブュッフェ形式で料理の種類はいろいろと置いてある。が、肝心の内容と見た目は食欲を駆逐するようなレベルだった。卵料理はリクエストするとその場で料理してもらえるのでオムレツを頼んだが油っぽかった。頼みの綱のコーヒーでさえ不味いのには困った。3日目ぐらいからは朝食ブュッフェで色々挑戦するのは止めて無難にトーストを焼いて食べるだけにした。
宿泊した感想
宿泊して好印象だったのはホテルの立地が良く便利なこと、スタッフの対応が悪くなかったこと、部屋が広くて真新しく雰囲気も良かったこと。
一方、悪印象だったのは壁が薄いようで隣りの部屋の音がよく聞こえたり、廊下で喋ってる声が聞こえること。特に廊下でスーツケースや台車を転がす音がゴロゴロと非常にうるさく眠りが浅いときに目が覚めるほどだった。さらに、小生の部屋が9階ですぐ上の10階が朝食スペースだったため椅子を引いたり台車を転がす音が良く聞こえて朝からうるさかった。また、フリーのWIFIが利用できるが通信速度が非常に遅く、かつ部屋内の位置によっては電波が届かないこともあった。小生はSIMカードを買ってからWIFIを使うのを止めた。シャワー、トイレの排水溝が臭うのも残念だった。
総合すると、綺麗な部屋で第一印象は良かったものの、実際に宿泊していくうちに朝食を含めて悪印象だった点が多かったので、積極的にまた利用したいとは思わないホテルとなった。同地区で同レベルで同じくらいの料金ならもっと満足度の高いホテルがあるように思うので、次回マンガブサールに滞在するときは別のホテルを探すことになりそうだ。